保育実習では、保育園の初日に子どもたちに自己紹介をします。

いざ子どもたちを目の前にしてどのような自己紹介をすればいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、保育実習における自己紹介のポイントと子ども達に楽しんでもらう方法を紹介していきます。

 

保育実習では子どもの年齢に合わせて自己紹介しよう

保育実習では、子どもの年齢に合わせて自己紹介しましょう。以下のように分けられます。

・0歳児

・1~2歳児

・3~5歳児

0歳児クラスでは自己紹介などはありません。

1〜2歳児は言葉がある程度わかり、実習生のことも「新しく来た知らない人」と認識できます。

ゆっくりと聞き取りやすい声量で、子どもが理解できる簡単な言葉を使って自己紹介しましょう。

3〜5歳児は、周囲のさまざまなことに興味を持つ年齢です。

自己紹介は子どもの集中力が途切れない程度でまとめて、飽きさせないようにしましょう。

次に、自己紹介のポイントを紹介していきます。

 

保育実習の自己紹介のポイント

保育実習の自己紹介のポイントは主に2つあります。

・ゆっくりと話す

・自然な笑顔をキープする

保育実習当日は子どもを前に緊張せず、自然体で自己紹介することを心がけましょう。それでは1つ1つ紹介します。

 

ポイント①ゆっくりと話す

自己紹介は子どもにただ聞いてもらうだけでなく、理解してもらうことが大切です。

子どもは難しい言葉がまだわからないため、子どもがわかる言葉を選んで使いましょう。

わかりやすく、名前や自分の特徴を入れて話すことをおすすめします。

子どもたちは、知らない人を前にして緊張と戸惑いがあります。

子どもたちがしっかり聞き取れるように、自己紹介の挨拶ではゆっくりと話しましょう。

 

ポイント②自然な笑顔をキープする

保育実習の自己紹介は、子どもたちに親近感を持ってもらう最初の機会です。

子どもたちに優しい先生と思ってもらえるよう、表情は自然な笑顔をキープしましょう。

保育実習ではつい緊張しがちですが、子どもたちの前では笑顔を見せることが大切です。

自己紹介で笑顔をキープする自信がない人は、鏡を見ながら笑顔で挨拶する練習をしましょう。

自分では笑顔のつもりでも、目元や口元が笑顔の形になっていないことがあるため、注意してください。

 

保育実習の自己紹介を楽しんでもらう方法

自己紹介の挨拶には、遊びを取り入れて、子供たちに楽しんでもらうようにしましょう。楽しんでもらう方法は以下のものがあります。

・手作りグッズ

・手遊び歌

それぞれ解説していきます。

 

手作りグッズ

自己紹介におすすめの手作りグッズは、下記の3種類です。

・ペープサート

・手袋シアター

・スケッチブック

このように手作りの物を用意することで、印象に残る自己紹介をすることができます。

 

手遊び歌

自己紹介が終わったあとに子どもたちと歌って遊べる手遊び歌を2つ紹介します。

・「はじまるよ」

・「グーチョキパーでなにつくろう」

手遊び歌は簡単に準備することができ、子ども達と楽しく遊べるので準備しておくようにしましょう。

 

さいごに

保育実習の自己紹介は、子どもの年齢に合わせた内容にしましょう。

保育園では0歳児から5歳児までのクラスがあり、年齢が異なると言葉の理解や遊び方にも違いがあります。

担当する子どもの年齢を考えて、自己紹介を工夫することが大切です。