2021/08/04/(水)
- 教育
みなさんこんにちは、大阪(船場・梅田・上新庄)西宮北口にある、マザーシップ保育園です。2015年から幼児教育・保育支援の向上を目指した「子ども・子育て支援新制度」ができました。新しい制度ができても今までと何が変わったのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では以下のことがわかります。
・「子ども・子育て支援新制度」について
・新制度で今までと変わり良くなったこと
まずは、子供・子育て支援新制度について紹介していきます!
子ども・子育て支援新制度とは
「子ども・子育て支援新制度」は、すべての子どもたちが、笑顔で成長するため、すべての家庭が安心して子育てでき、育てる喜びを感じられるために作られた制度です。「量」と「質」の両面から子育てを社会全体で支援していくことを目的としています。
「量」の面では、子どもを預かる場所を増やし、すべての家庭が利用できる支援を目指しています。そして「質」の面では、子どもたちがより豊かに育っていける支援を目指しています。
具体的に、何が変わったのかについて説明していきます!
新しく増えた点①認定こども園
今までは、親が働いていたら「保育所」。働いていなかったら「幼稚園」という考え方でした。このようなこともあったのではないでしょうか。
親が最初は働いていたので「保育所」に通っていたけど、仕事を辞めたので「保育所」にいることができなくなり、「幼稚園」に通う。このように親の働き方によって子どもの預け場所が変わってしまっていました。
子どもにとって慣れ親しんだ環境が変わってしまうのでさみしい思いをした子も多いと思います。
しかし、今回の新制度で増えた「認定こども園」がこの問題を解消しました!
「認定こども園」は、0~5歳の子どもの教育と保育を一体的に行う施設だからです。
また、3歳以上の子どもは親の就労の有無や状況の変化に関わりなく、継続して通うことができます!
新しく増えた点②子育ての不安を解消
新制度によって、子育て支援する施設が増えました。
一時預かりをする施設、親子が交流できる施設、そして、放課後児童クラブの増加などが自治体ごとに義務付けられるようになったのです。
今までは放課後児童クラブの対象年齢は小学校3年生まででした。
しかし、今回の新制度で対象年齢が小学校6年生までに拡大することになりました。
このように、自治体全体で子育てを支援する動きが活発化し、親が抱える子育ての不安を解消することに繋がっています!
新しく増えた点③保育料が軽減
保育所・幼稚園・認定こども園を兄弟で利用する場合保育料が軽減されるようになりました。
最年長の子どもから2人目の子供は、半額。そして、3人目以降は無料になりました。
自治体によって保育料の軽減の制度は違っていましたが、今回の新制度で国全体として保育料を軽減することになりました。
兄弟が多いと保育料が増えてしまうのではないのかと不安に思っていた親御さんにとっては嬉しい変化だと思います!
さいごに
以上が、「子ども・子育て支援新制度」の紹介でした。少子化が進んでいる日本。だからこそ、子供たち1人1人により良い教育を受けさせることが求められています。