みなさんこんにちは、大阪(船場・梅田・上新庄)西宮北口にある、マザーシップ保育園です。子どものさまざまな成長を促す遊びとして、保育園でも取り入れられている表現遊び。しかし、表現遊びと聞いても、どんなことをするのかピンとこない方も多いのではないでしょうか?今回の記事を読むと、以下のことがわかります。

・表現遊びとは何か

・保育園で表現遊びを取り入れる理由

今回は、保育園で行う表現遊びについてご紹介します。

 

表現遊びとは

 

表現遊びとは、子どもたちが何かになりきって体を動かしたり、感情や経験したことを相手に伝わるように表現したりする遊びのことです。

また、表現するものによっては、複数人で一つの物を表現する場合もあります。保育園で行う表現遊びの例は、以下のようなものです。

 

・動物になってみる

・身近な物をお友達と一緒に身体で表現する

・「うれしい」「悲しい」といった感情を身体で表現する

・ピアノを聞きながら思いのままに体を動かしてみる

・夏休みの思い出など経験したことを表現する

 

表現遊びは、正解や勝ち負けのない遊びなので、自分の思いのままに想像を膨らませて遊ぶことができます。

 

保育園で表現遊びを行う理由

表現遊びは、子どもたちの成長に有効な手段として、保育の現場でも取り入れられています。保育園で表現遊びを行っている理由は、次の2つです。

 

・表現する楽しさを知ることができる

・コミュニケーション力が高まる

 

一つ一つ見ていきましょう!

 

理由①表現する楽しさを知ることができる

 

保育園で表現遊びを行う一番の理由は、子どもたちに表現する楽しさを知ってもらえるからです。自分の感じたことや考えたことを自由に表現して遊ぶことで、表現することは楽しいものだと記憶に残ります。

このような、自分が感じたことを自分らしく表現し、それを否定されることなく受け入れてもらえる経験は、子どもたちの自己肯定感の取得にもつながるでしょう。

しかし、中には表現が苦手な子どももいるので、無理せず少しずつ参加できるようにサポートを行うことが大切です。

 

理由②コミュニケーション力が高まる

 

子どもたちのコミュニケーション力を高めることも、表現遊びを保育で行う理由の一つです。だれかと一緒に一つのことを表現するときには、「何をどう表現して相手に伝えるのか」など、子ども同士で話し合いをしなくてはいけません。

当然、自分の思い通りにはならないこともあるでしょう。この、誰かと一つのものを作り上げる経験は、コミュニケーション力を育み、子どもにとって貴重な経験になります。

また、他の子どもたちの表現を見て、その子のいいところに気が付いたり、お互いに感想を言い合ったりすることも、コミュニケーション力の向上につながります。

 

さいごに

 

今回は、表現遊びの概要と保育園でなぜ表現遊びを取り入れているのかについてご紹介しました。表現遊びで大切なことは、決して子どもたちの表現を否定せず、安心して楽しく自己表現できる環境を作ることです。