2021/08/27/(金)
- 教育
みなさんこんにちは、大阪(船場・梅田・上新庄)西宮北口にある、マザーシップ保育園です。子どものさまざまな機能面の成長が期待できる遊びとして、保育園でも取り入れられているサーキット遊び。しかし、名前を聞いてもどんな遊びなのかいまいちピンとこないという方も多いのではないでしょうか。今回の記事を読むと、以下のことがわかります。
・サーキット遊びとは何か
・保育園でサーキット遊びを取り入れるねらい
今回は、保育園で行うサーキット遊びについてご紹介します。
サーキット遊びとは
サーキット遊びとは、体操マット・すべり台・平均台・段ボールなどいろいろな道具を使ってコースを作り、身体を動かしてクリアしていく運動遊びのことです。
子どもたちは、そもそも体を動かすことが大好きです。そのため、走ったりしゃがんだりジャンプをしたり、さまざまな身体の動きをともなうサーキット遊びは、そんな子どもたちにとって、もってこいの遊びです。
サーキットで遊ぶことで、自然の中で思いっきり体を動かして遊ぶ経験の少ない子どもたちに、いろんなバリエーションの動きを体験してもらうことができます。
保育園でサーキット遊びを行うねらい
サーキット遊びは、子どもたちの成長に有効な手段として、保育の現場でも取り入れられています。保育園でサーキット遊びを行うねらいは、次の3つです。
・身体を動かして、運動機能の発達を促す
・ルールを守って友達と遊べるようになる
・チャレンジする心を養う
一つ一つ見ていきましょう!
ねらい①身体を動かして、運動機能の発達を促す
保育園でサーキット遊びを行う一番のねらいは、子どもたちの運動機能を発達させることです。
平均台を使ったり狭い場所をくぐったりさまざまな動きをすることで、バランス感覚や筋力、注意力が鍛えられ、子どもたちのあらゆる運動機能を高めることができます。
また、自分の意思で力の調整ができるようになることも、目的の一つです。簡単すぎず難しすぎないような、年齢に合ったレベルのコースを作ることを心がけましょう。
ねらい②ルールを守って友達と遊べるようになる
サーキット遊びでは、順番を守り、ケガをしないよう決まったコースを通ります。こういったルールをみんなが守らなければ、嫌な思いをせずに全員が楽しく遊ぶことはできません。
そのため子どもたちは、自分以外の人もいる場ではルールを守る必要があることを、サーキット遊びを通して学ぶことができます。
ねらい③チャレンジする心を養う
サーキットのコースをクリアすることで、諦めずにゴールにたどりついた達成感を味わうことができます。
もしクリアできなくても、どうしたらゴールにたどり着けるか考えたり何度も挑戦したりすることで、チャレンジする心が養われます。
いろいろなレベルの子どもたちがいるため、何段階かの難易度のサーキットを作れるように準備しておきましょう。
さいごに
今回は、サーキット遊びの概要と保育園で取り入れられているねらいについてご紹介しました。サーキット遊びは、子どもたちの運動機能面だけではなく、心の成長にもつながる遊びです。室内でも屋外でも、そこにあるものを使うため、アイデア次第でどこでも遊ぶことができるサーキット遊び。ぜひ子どもたちと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。