2022/01/12/(水)
- 教育
みなさんこんにちは、大阪(船場・梅田・上新庄)西宮北口にある、マザーシップ保育園です。
保育士や保育学生の方の中には「専門知識を増やしてスキルアップを目指したい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
保育士は、0歳から5歳までの子ども達を預かり、教育の一端を担う存在です。
今回の記事では、保育士に必要とされる専門知識や技術についてご紹介します。
それでは、保育士に求められる4つの専門知識から見ていきましょう。
保育士に求められる4つの専門知識
保育士に求められる主な専門知識は次の4つです。
・乳幼児期の子ども達の発達に関する知識
・幼児教育に関する知識
・子ども達に適切な指導を行うための知識
・データの管理やお便りを作成する際に必要となるIT知識
保育士は、子ども達と多くの時間を一緒に過ごすため、心身の成長に与える影響も大きくなります。
特に、幼児期の子ども達は、大人をよく観察しているので気が抜けません。
そのため保育士は、子どもの発達に関する知識や指導方法、幼児教育にいたるまで、幅広い知識を習得する必要があります。
これらの知識は、子どもの些細な変化や意思表示を見逃さないためにも欠かせないでしょう。
また、見落とされがちですが、保育士にはある程度のIT・パソコン知識も必要です。
子ども達の基本情報管理や体調管理のために、インターネットを利用したシステムを導入している保育園も増えてきています。
保護者とのやり取りや事務処理では、パソコンを使いこなせた方が業務効率が上がるため、wordやexcelなどの知識を習得しておくと役立つでしょう。
保育士に求められる4つの技術
保育士に求められる主な技術は次の4つです。
・保護者や保育士、地域の方と円滑に人間関係を構築するためのコミュニケーションスキル
・保護者や子どもの話を聞いて理解するための傾聴力
・歌・ピアノ・体操・リトミックなど実技のスキル
・子どもの命を守るための危機管理スキル
保育士には、幼児期の子ども達だけではなく、その保護者や地域の方ともコミュニケーションをとる場面が多くあります。
特に、子どもを預かる保育士にとって、保護者とのコミュニケーションは欠かせません。
保育園での子どもの様子を連絡帳で伝えたり、直接保護者の方からの相談を受けたりする機会もあるでしょう。
初めのうちは先輩の保育士の対応を見て学んだり、分からないことがあれば、すぐに相談をして解決したりなどして、着実に経験を積んでいくのが、成長への一番の近道です。
幼児期の子ども達は、大人だったら絶対にしないような予想外の行動をとったり、目を離したすきに危険に巻き込まれたりしてしまう可能性が十分にあります。
子ども達の命を守るためにも、ケガや事故にあった際の対応や応急処置は必ず学んでおきましょう。
さいごに
今回は、保育士に求められる専門知識や技術についてご紹介しました。
保育士は、子どもの健やかな成長の後押しをしたり、保護者をフォローしたりする役割が期待されています。
そのため、幼児期の子ども達に関する深い専門知識やスキルを求められる職業です。
保育学生の方、保育知識や技術の向上を目指している現役の保育士の方は、ぜひ今回の記事を参考に、スキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。