保育園では子どもたちが歌を歌う場面が多くあります。

歌を歌うことは子どもの成長においてとても重要な活動になります。

では実際にどのようなねらいがあるのでしょうか。

そこで今回の記事では、保育園における歌のねらいと子どもが歌を歌いたくなるポイントについて紹介していきます。

 

保育園における歌のねらい

保育園では、季節の行事や発表会などで歌を歌う場面が多いです。

歌う活動はストレスの緩和に繋がったり、歌詞を覚えるといった記憶力を高める活動にもなります。

保育園における歌のねらいとしては以下のようなものがあります。

・新しい歌を覚えながら、音感やリズム感を養う

・いっしょに歌いながら、社会性や協調性を身につける

・歌に合わせて体を動かすことを楽しむ

このように歌を歌うことで子ども達はたくさんのことを学べるのです!

では実際に新しい歌を子どもたちが歌えるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。

次に子ども達が歌を歌いたくなるポイントについて紹介していきます。

 

子どもが歌を歌いたくなるポイント

子どもが歌を歌いたくなるポイントとして以下のようなものがあります。

・歌に合わせた小道具用意

・伴奏と歌でリードする

・覚えた歌を披露する

年齢に合わせた曲を選ぶようにし、3つのことを意識して子どもたちに歌を歌ってもらうようにしましょう。それでは1つ1つ紹介していきます。

 

ポイント①歌に合わせた小道具用意

ポイントの1つ目は、歌に合わせた小道具を用意することです。

例えば、秋に関するうたを歌うのであれば、導入時に歌詞に登場するどんぐりや落ち葉などを用意しておきます。

それらを、うたの時間の前に園児たちに見せてみましょう。

ぬいぐるみや人形などに小物を隠して園児たちに見せ、何が入っているのかを考えてもらいます。

中身が判明したら、実際に中身を触らせて関心を持ってもらい、ぬいぐるみや人形に感謝を伝えるために、うたに導入するという流れもおすすめです。

 

ポイント②伴奏と歌でリードする

ポイントの2つ目は伴奏と歌でリードすることです。

小道具など準備する手間があまりかけられないという場合に、シンプルな伴奏と歌を使って導入法を行ってみましょう。

うたの時間前に声がけをせずに、保育士の歌と伴奏でまずリードをします。

すると、だんだんと園児たちが参加し、自然と歌に入ってくるのでおすすめです。

 

ポイント③覚えた歌を披露する

ポイントの3つ目は、覚えた歌を披露することです。

発表会は、保育園での生活や遊びの成果を保護者に発表するのが目的の一つです。

そのため保護者向けの行事と思われがちですが、園児にも目的を持って行う行事でもあります。

うたを歌うことは園児の様々な能力の発達につながりますが、そのほかにも、発表会ではクラス単位で発表を通して、集団での協力や協調性を学び発表会後には大きな達成感を味わう機会にもなります。

 

さいごに

保育園における歌のねらいは以下のようなものがありました。

・新しい歌を覚えながら、音感やリズム感を養う

・いっしょに歌いながら、社会性や協調性を身につける

・歌に合わせて体を動かすことを楽しむ

歌う活動を通して子供たちの成長に繋がり、行事に対しての親しみを持つようになります。

保育士さんや親御さんも子ども達と一緒に歌を楽しむことが、子どもたちにとって一番大切になってきます。

そのため、歌を一緒に歌ってあげるようにしましょう。