保育士を目指している方は、必ず保育実習が必要です。

実際どのような流れでどのような内容なのか不安な方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、保育の実習の流れと内容を詳しく紹介していきます!

 

保育の実習の流れ

保育士としての資格を取得するためには、保育所や児童福祉施設での実習が必要です。まずは、保育実習を始めるまでの流れを解説します。

・実習先を決める

・オリエンテーションの依頼をする

・事前講習

・オリエンテーション

・実習前準備

実習先は、実習生が自ら選び保育園へ直接連絡します。その際にオリエンテーションの依頼をします。依頼の電話をするときは以下のことを確認しましょう。

・日時

・来園方法

・当日の服装

・持ち物

その後、保育学校にて事前講習を行います。

そして、オリエンテーションを行い、実習の準備に入ります。次に、保育の実習内容について紹介します。

 

保育の実習内容

保育の実習内容は主に4つあります。

・部分実習

・観察実習

・参加実習

・責任実習

保育実習を滞りなく進めるためには、各実習の概要を把握することが重要です。ここでは、4つの保育実習の概要を解説します。

 

①部分実習

部分実習は、区切られた時間内で行われる実習です。

事前に作成した指導計画を基に、指導担当の保育士と相談・協力して実践します。

保育時間の中でも遊びの時間を割り当てられることが多く、実際に子どもとコミュニケーションを取りながら現場感覚を身に付けることが可能です。

部分実習は複数回行われるため、子どもたちを飽きさせないためにも、遊びのレパートリーは多めに用意することをおすすめします。

 

②観察実習

観察実習は、子どもたちと直接触れ合うよりも、子どもたちや保育士が保育園でどのように行動するかを観察・記録する目的で行われる実習です。

子どもの動きや子ども同士の関係性、個々の発達具合などを把握し、保育士として適切な対応が何かを考えながら観察します。

実際に子どもたちが起こす言動の意図や、対応する保育士の言動を記録し復習しながら、自分が実習を行う際の参考にしましょう。

 

③参加実習

参加実習は、指導を担当する保育士の補助として、実際の保育現場で子どもたちとかかわる実習です。

補助とは言っても、子どもたちにとっては「実習生」ではなく、「新しい先生」として受け止められるため、責任を持って行動するようにしましょう。

 

④責任実習

責任実習は全日保育とも呼ばれ、これまでの実習で学んだことを活かしながら作成された指導計画を基に、丸1日を通して保育に参加する実習です。

遊びの時間だけでなく、給食・排泄・着替え・昼寝・健康確認といった、生活全般の知識と対応力が必要となります。

保育に必要な全ての仕事をするため、自分が何が苦手なのかを知ることができます。

そのため、何が自分が苦手なのかを知り、克服するようにしましょう。

 

さいごに

保育士として、資格を取るためには必ず保育実習が必要です。保育の実習は主に以下の4つがありました。

・部分実習

・観察実習

・参加実習

・責任実習

積極的に子どもたちと関わりながら、学びのある保育実習を送るようにしましょう!