最近では0歳児の保育を預ける家庭も増えてきました。

しかし、保育士にとって0歳児の子ども達とどのように接していけばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では0歳児の保育の特長と0歳児の保育で大切なことを3つ紹介していきます。

 

 0歳児の特徴

0歳児の保育は大変です。0歳児は身の回りの世話を全て保育士がやらないといけません。

また、言葉を話せないため気持ちを掴み取ることも難しいです。

そのため、0歳児の保育の特徴を事前に知っておくようにしましょう。0歳児の特徴は以下の通りです。

・保育士が多い

・発達の差が大きい

・連携が多い

それぞれ解説していきます。

 

①保育士が多い

国の基準では、0歳児3人に対し、保育士は1人の配置となります。

しかし、実際はそれよりも余裕を持って配置されている施設が多いです。

保育士にとっては、職員が多いため、ゆったりとした雰囲気の中で仕事を覚えていくことができるでしょう。

 

②発達の差が大きい

0歳児保育 の大きな特徴として、発達の差が大きいことです。

例えば、午前寝をする子、発語のある子など様々な子どもがいるでしょう。

一人ひとりの生活リズムを整えていき、心地よい環境を作っていくことが大切になってきます。

 

③連携が多い

0歳児保育 は、着替えや食事、オムツ交換などすべてのお世話を保育士が行います。

そのため、他クラスよりも職員同士の連携が求められるでしょう。

 

 0歳児保育で大切なこと

0歳児の保育で大切なことは主に3つあります。

・一人ひとりに合わせる

・スキンシップを大切にする

・安心安全な環境を用意する

どれも大切なことなので、しっかりと把握しておくようにしましょう。

 

①一人ひとりに合わせる

0歳児保育で大切な1つ目のことは、一人ひとりに合わせることです。

0歳児は、子どもによって生活リズムが全く異なるため、一人ひとりに合わせた細やかな対応が求められます。

子どもの生活リズムに合わせて午前寝を取り入れたり、スキンシップを増やしていきましょう。

 

②スキンシップを大切にする

0歳児保育で大切な2つ目のことは、スキンシップを大切にすることです。

0歳は、特に身近な大人との愛着関係を築く大切な時期です。

そのため、一人ひとりにたくさんの愛情を込めたスキンシップを取るようにしましょう。

 

③安心安全な環境を用意する

0歳児保育で大切な3つ目のことは、安心安全な環境を用意することです。

0歳児は、つかまり立ちをしたり、つたい歩きをしながら体を動かして楽しみます。

怪我や事故につながることがないよう、保育室には余計な物を置かないようにしましょう。

また、何でも口に入れて確かめようとする時期でもあります。

誤飲に繋がることがないよう、保育室は常に清潔に保つよう心掛けましょう。

 

さいごに

0歳児の保育の特徴としては、以下のようなものがありました。

・保育士が多い

・発達の差が大きい

・連携が多い

また、0歳児の保育において大切なことは以下のことです。

・一人ひとりに合わせる

・スキンシップを大切にする

・安心安全な環境を用意する

0歳児の保育は大変なことも多いため、しっかりと準備をするようにしましょう。