保育実習の最終日に、クラスの子どもたちにお礼を兼ねてプレゼントを贈りたいと考える方も多いです。

しかし実際にどのようなプレゼントを渡せばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事ではプレゼントOKな例とNGな例をそれぞれ紹介します。

注意点も紹介するので、これからプレゼントを渡そうと考えている方は参考にしてみてくださいね。

 

保育実習の最終日のプレゼントに関して

保育実習生さんからのプレゼントは、一般的に承認してくれる保育園が多いです。

ただし、園の方針によっては、子ども一人ひとりに渡すことを禁止している場合や、一部のクラスにだけ特別な物が配られるのをよしとしないケースもあります。

また、プレゼントを手作りするには多くの時間や労力が必要なため、「保育実習中はプレゼントの準備ではなく、学びに集中してほしい」と考える指導者の方の場合もあります。

そのため事前に確認を取るようにしましょう。

感謝の気持ちを表す方法はプレゼント以外にもあるため、その場合は保育園の方針に従うようにしましょう。

ここではプレゼントのOKな例とNGな例を紹介します。

 

OKな例

OKな例は、手作りできるものです。例えば、折り紙やフェルトなどを使った手作りメダルや腕時計など、身につけられるような手作りの制作物は子どもがよろこんでくれるでしょう。

また、色紙やカードなどに、一人ひとりの子どもへのメッセージを書いて渡すのも、思い出になるプレゼントの1つです。

 

NGな例

NGな例は、お金をかけて購入した既製品や、お菓子です。

アレルギーのある子どもへの配慮や、衛生上の問題があるため、保育実習のプレゼントとしては贈らないようにしましょう。

 

プレゼントを渡すときの注意点

プレゼントを渡すときの注意点は以下の通りです。

・子どもの年齢に合わせたプレゼントを渡す

・プレゼントを渡す前に確認をする

・均等に必ず配る

1つ1つしっかりと把握しておくようにしましょう。

 

①子どもの年齢に合わせたプレゼントを渡す

保育実習のプレゼントでは、年齢によってよろこんでもらえる品物が異なるようです。

0歳児から2歳児の乳児クラスでは、安全性を配慮したフェルトなどのやわらかい素材が適していると言えます。

万が一、子どもが舐めたり口に入れたりしても比較的危険が少ない素材で作る配慮をしましょう。

3歳児・4歳児・5歳児クラスでは、折り紙で作ったメダルや手裏剣などの手作りおもちゃが人気のようです。

文字に興味を持つ年齢になると、簡単な手書きのメッセージなどを用意するようにしましょう。

 

②プレゼントを渡す前に確認をする

プレゼントを手作りする前に、子どもたちに渡してもよいのかを、担当の先生や園長先生に確認する必要があります。

プレゼントの準備期間を踏まえて、保育実習の事前オリエンテーションで確認しておくのがスムーズでしょう。

実習中に聞く場合には、最終日の1週間ほど前に質問しておくことをおすすめします。

 

③均等に必ず配る

子ども全員にプレゼントを渡す場合、もらえない子が出てこないよう、必ず人数分を用意します。

色や柄に違いがあると、「そっちの色がいい」と取り合いになってしまう可能性もあるため、デザインは統一したほうがよいでしょう。

また、キャラクターデザインを保育に使用しない方針の保育園もあるようです。

プレゼントでキャラクターの柄を使用したい場合は事前に確認を取っておくようにしましょう。

 

さいごに

今回の記事では、保育実習におけるプレゼントを紹介しました。

「子どもたちに感謝を伝えたい」という気持ちを、手作りプレゼントに込めることは、実習生さんにとっても素敵な思い出になります。

ただし、プレゼントの規定やあげるタイミングなどは園の方針によって異なるので、子どもたちに平等によろこんでもらえることを前提に手作りするようにしましょう。