2022/04/20/(水)
- 教育
子ども達が成長するために欠かせないのが保育園。
しかし実際にいくらかかるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では保育園の平均費用を紹介していきます。
これから保育園に子どもを預けようと考えている方は参考にしてみてください。
認可保育園の平均費用
認可保育園の平均費用は以下の通りです。
・全国平均 37,755円
・北海道札幌市 39,600円
・東京都23区 24,959円
・神奈川県横浜市 38,000円
・愛知県名古屋市 34,900円
・大阪府大阪市 39,400円
・福岡県福岡市 39,300円
認可保育園の料金は様々な条件で変わります。次に保育園の料金が変わる4つのポイントについて紹介していきます。
保育園の料金が変わるポイント
保育園の料金が変わるポイントは以下の通りです。
・住んでいる自治体
・世帯の所得
・子どもの人数
・保育の時間
それぞれ紹介していきます。
①住んでいる自治体
認可保育園の保育料は、住んでいる自治体によって異なります。
これは、国が定めた上限額に対して各自治体が補助金を出すことで、保護者の費用負担額を減らしているためです。
自治体の財政状況や子育て支援に力を入れているか否かで補助金額は大きく変わり、その結果保育料に差が生じているのです。
そのため自分の住んでいる自治体の保育園の料金がいくらなのか事前に確認しておくようにしましょう。
②世帯の所得
世帯所得とは、同じ世帯全員の所得の合計額です。
基本的には夫婦2人分の所得の合算金額、シングルマザーやシングルファザーの場合は1人分の所得金額が世帯所得となります。
この世帯所得を元に計算される住民税の所得割課税額を、各自治体が定めた保育料の階層区分に当てはめることで保育料が決定します。
保育料の切り替え時期は9月で、4月〜8月分は前年度分、9月〜3月分は当年度分の住民税額により計算されます。住民税も自治体によって計算方法は異なるので注意しましょう。
③子どもの人数
同じ世帯から2人以上の子どもが保育園を利用する場合、保育料負担軽減措置があります。
自治体により軽減額は異なりますが、国の基準では2人目が半額、3人目以降は無料です。
④保育の時間
保育の時間は以下の2つに分けられます。
・保育短時間 120時間未満/1カ月
・保育標準時間 120時間以上/1カ月
指定の時間以上利用する場合は、延長保育料がかかります。
その他、保育利用時間や就労時間の規定は自治体や各保育園によって異なります。
また、保育料を支払うことが困難な家庭の場合は減免制度もあるため、詳しい情報は住んでいる自治体に確認するようにしましょう。
さいごに
今回の記事では保育園の平均料金と料金を決める4つのポイントについてご紹介しました。
保育料を計算すると思ったよりも高く、手元に残るのはわずかな場合もあります。
そのため、事前にどのくらい費用がかかるのか計算しておき、しっかりと準備をしておくようにしましょう。