健康及び安心、安全への取り組み
危機管理に関しましては、危機管理マニュアルを作成しています。マニュアルは職員全員が共有し、理解しています。ただ、作成するだけでなく、事あるごとに見直し、再作成しています。
衛生管理・感染症対策について
衛生的な保育環境を提供するために・・・
子どもたちは毎日身体をいっぱい使って遊んでいます。色々な物を触ったり、時には寝転んだり。子どもたちが夢中になっていることは危険がないか見守りつつ、無理に止めることはしていません。体や衣服が汚れる事が多くなりますが、それは、子どもたちにとって、その成長に欠かせない体験や様々な発見につながる大切なことだと思っています。私たちは、そういう子どもたちのために、園の環境を衛生的に整え、子どもたちが安全で元気に過ごせる環境作りを心掛けています。清潔な保育環境
保育室や毎日使うモンテッソーリの教具、玩具、トイレなど子どもたちの触れる全てのものに対する衛生管理を徹底しています。
給食室の衛生管理
毎日安全でおいしい給食を子どもたちに食べてもらうためには給食室での衛生管理が必要不可欠であり、状況に応じた様々な配慮のもと食中毒を防ぐための知識を共有しています。 給食室内は定期的に業者による点検をし、日々の衛生に十分気をつけています。 また、保育室につながった給食室であるため、毎日の細部にわたる清掃にも職員全員が意識して取り組んでいます。
危機管理について
保育園生活の中では、さまざまな事故、怪我が発生する可能性があります。 保育園では毎月、各保育室だけでなく園全体の設備の点検を行っています。それは記録に残し、問題があると判断した場合に即対応して改善しています。もちろん保育内容の安全性・緊急時の対応も職員で共有し、定期的に話し合い、子どもたちが安心して過ごせる環境作りを心掛けています。
防災について
子どもたちの防災への意識を高めるために、毎月1回避難訓練を行っています。訓練は年間計画に沿って、火災・地震・津波・大雨による洪水・不審者侵入などあらゆる災害を想定して実施しています。
なお、施設内外の設備点検は専門機関に定期的に依頼しています。
不審者対応
保育園には多くの方が来園します。保育園は終日施錠し、インターフォンによる対応で解錠しています。また、門での見守りを行っています。
もし、不審者がきた場合は、職員間で不審者侵入時の対応を共有しています。園外に出ているクラスがいた場合は直ちに携帯電話でその旨を伝えます。
戸外での活動
園外に出る場合、防犯対策や緊急時にいつでも連絡を取れるように各クラス携帯電話と散歩リュックを持って行きます。担任だけでなく必ず多めの職員が同行します。散歩リュックには救急セット、保護者の方への緊急連絡先名簿等を常時携帯しています。
虐待対応について
社会福祉法人松稲会では以下の点に配慮し、児童虐待の防止に努めてまいります。
子どもたちの心身の安全を守る
児童虐待は子どもの心身に深い傷を与え、その後の人生にも影響を与える子どもへの最大の権利侵害です。児童虐待問題の最前線にいる私たち保育園が、子どもたちの心身を守るために責任を持って虐待防止に努めます。
児童虐待をする保護者への支援
虐待する保護者も支援の対象です。虐待対応の最終目標は、適切な親子関係を基本とする家族の再統合であり、虐待への対応において、子どもの安全確保とともに、虐待する保護者への支援が欠かせません。保護者を叱責するのではなく、保護者のおかれた社会的困難な状況や虐待するに至った背景を十分に理解し、保護者としての「つらさ」を汲み取り、保護者との信頼関係を築きます。